本日のドル円ワンポイント

2017年08月23日

TSR: 109円32銭

本日の予想レンジ: 109円15銭-110円15銭
前日の実績レンジ: 108円88銭-109円65銭 (NY 109円56銭)

 米韓合同演習が始まって一日が過ぎ、北鮮の反応が想定内だったことで、市場にやや安心から若干円安に動いた。NYに入り、米8月リッチモンド連銀製造業指数は14と、低下予想に反して7月と同水準を保ったことで、ドル上昇、さらに、米政権内で税制改革に関する方針に前進が見られるとの報道も後押しした。上昇相場に懸念が残るもドル一服か。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、109円66銭時点でドルの買い持ちは39%と3% up 、EUR/JPYは129.00時点でユーロの買い持ちは53%と4% up。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 1.326 +0.025 1.326 1.309
米国10年債利回り(%) 2.217 +0.037 2.220 2.187
NYダウ30種平均 21899.89 +196.14 21912.83 21738.13
EUR/USD 1.1762 -0.0053 1.1824 1.1745
EUR/JPY 128.86 +0.11 129.18 128.33
米ドル指数 93.49 +0.39 93.58 93.06
原油先物 47.64 +0.27 48.03 47.20
金先物 1291.0 -5.7 1298.1 1287.0
Bitcoin (円) 450000 +12500 456000 391000
USD/JPY 2017年 実績 --- --- 118.61 108.13
USD/JPY 2017年後半 想定 高値限度 122.60 安値限度 104.14

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2017年08月21日

マーケットサマリー

 米韓共同軍事演習が予定通り開始され、朝鮮半島有事への警戒からリスク回避的なドル売り・円買いの警戒が再び高まってきた。

 さらにトランプ政権の人事の対応においても不安要因が高まっている。このような状況の中では、ドルは重い展開が予想される。

 ただ、万が一軍事的戦闘となり、日本本土も巻き込まれる事態となったら、あっという間に10%以上に円安が出現する可能性が否定できないので、まめな売り買いに徹する以外なさそうだ。

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永山卓矢の市況取材ノート

2017年08月17日

北朝鮮問題の本質と米国の世界戦略

  • FRB執行部は表向き中期的にインフレ率が目標値の2%に到達すると主張しているが、本当はハト派のFOMC委員と同様にそれが実現するとは思っていない。
  • 9月9日の北朝鮮での建国記念日にかけてまだ地政学的リスクは終わらないが、グアム島沖にミサイルが発射されることはないと思われ、株価の崩落は回避されそうだ。
  • バランスシート縮小とともに利上げを推進する路線も変わっておらず、FRB執行部は米国経済が7-9月期に高成長を記録することに自信があるようだ。
  • 米国と北朝鮮との間で軍事衝突の危険性が高まっているが、それは多分にヤラセによるものであり、通商問題で中国に圧力を強めるためだ。
  • 米国は中国を「悪の帝国」に仕立てて「新冷戦」構造を構築していくにあたり、北朝鮮に軍を進駐させているロシアを同国から切り離して提携していこうとしている。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2016年12月12日

歴史的に共和党政権で日本は繁栄する

 2017年を迎えるにあたって、一般には番狂わせのように報道されていた共和党のドナルドトランプ氏が米国大統領となったことで、新大統領がどのような政策を取り、どのように世界に影響を与えるかについて様々な意見が出されている。

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。