本日のドル円ワンポイント

2017年11月20日

TSR: 112円55銭

本日の予想レンジ: 112円00銭-113円00銭
前日の実績レンジ: 113円15銭-111円95銭 (NY 終値112円10銭)

 NY市場では、米重要経済指標である米10月住宅着工件数が1年ぶり、同建設許可件数も1月以来の高水準と好結果であったが、米国議会上院の税制改革案可決が難航するとの懸念や、ロシア疑惑の進展などのリスク認識から円が久々の111円台を見た。シカゴ筋の円売り持ち高の増加も円安の頭を抑えているようだ。しかしドルも底堅い。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、112円14銭時点でドルの買い持ちは69%と7% up 、EUR/JPYは132.20時点でユーロの買い持ちは60%と22% up。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 1.726 +0.013 1.730 1.708
米国10年債利回り(%) 2.345 -0.016 2.377 2.336
NYダウ30種平均 23358.24 -100.12 23433.77 23356.01
EUR/USD 1.1790 +0.0020 1.1822 1.1765
EUR/JPY 132.17 -0.90 133.16 132.05
米ドル指数 93.66 -0.27 93.93 93.51
原油先物 56.55 +1.41 56.68 55.18
金先物 1296.5 +18.3 1297.5 1278.1
Bitcoin (円) 875000 +68000 914000 826000
過去1年間での高値/安値 
昨年末終値
USD/JPY 118.66 107.32円 116.96

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2017年11月20日

マーケットサマリー

 トランプ大統領の「ロシア・ゲート問題」の捜査でモラー特別検察官がトランプ陣営幹部に関連文書の提出を命令したと報じられたことを受けて、リスク回避目的のドル売り円買いが増している。また、米税制改革をめぐっては、議会通過に必要な法案一本化の調整が難航するとの見方が強いこともあり、米経済状況が大方順調な数値を示しているにも拘らず、政治要因のみでドルが弱含みの動きとなっている。しかしながら、ブラックフライデーというXマス戦線が始まり、売れ行きによっては来月の利上げも意識され、雰囲気が一変する可能性も高い。

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永山卓矢の市況取材ノート

2017年11月16日

「素人」が次期FRB議長に就任する背景について考察する

  • 次期FRB議長への就任が決まったパウエル理事はFRBでは金融規制を担当していたように本来的には法律家であり、金融政策については素人同然の人物だ。
  • その背景には、米政府が国防費を大幅に増額していくにあたり、中長期的に緩やかなドル安路線を推進していくにあたりFRBを従属させる必要が出てきたことがある。
  • タカ派的なテイラー教授が最終選考にあたり有力候補に再浮上した背景には、中国を圧迫するためにドル高路線の推進を望んでいる欧州系財閥の意向があったようだ。
  • これに対し、米系財閥は中国を相手に「新冷戦」構造の構築に向けて動いているなかで、中国の有力な国有銀行・企業を買収したり中国でバブル崩壊が進む状況を望んでいない。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2016年12月12日

歴史的に共和党政権で日本は繁栄する

 2017年を迎えるにあたって、一般には番狂わせのように報道されていた共和党のドナルドトランプ氏が米国大統領となったことで、新大統領がどのような政策を取り、どのように世界に影響を与えるかについて様々な意見が出されている。

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。