本日の$/JPYワンポイ

2021年09月28日

TSR: 110円80銭

本日の予想レンジ: 110円50銭-111円20銭(ドルレンジ)
前日の実績レンジ: 110円54銭-111円07銭-110円99銭(27日 close)

 アジア、ヨーロッパでドル高が進む。テーパーを見越して、米債券利回りは続伸。発表された米経済指標は、米8月耐久財受注速報値は予想を上回り、前月比+1.8%となり、ドル、金利ともに上昇。ダウも一時250㌦以上の上げとなったが、9月ダラス連銀製造業活動指数が4.6(8月9.0)と予想に反して低下し、ダウは上げ幅を大幅に縮小した。

 デルタ型ウィルス感染再拡大への懸念とワクチン摂取状況と、逐次発表される米経済指標の結果次第で、金融市場が上下に揺れる状況は引き続き継続中。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、110円99銭時点でドルの買い持ちは47%と0% up。 EUR/JPYは129円82銭時点でユーロの買い持ちは45%と0% up。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 0.2799 +0.0060 0.2900 0.2680
米国10年債利回り(%) 1.491 +0.030 1.516 1.442
ダウ30種平均 34,869.37 +71.37 35,061.12 34,739.27
EUR/USD 1.1698 -0.0016 1.1732 1.1685
EUR/JPY 129.840 +0.030 129.940 129.480
米ドル指数 93.415 +0.080 93.493 93.198
原油先物(9月限) 75.44 +2.13 75.46 72.83
金先物(中心限月) 1,749.65 +2.25 1,760.85 1,744.70
日経平均先物(夜間) 300,410 -40 30,100 29,960
Bitcoin (円) 4,782,501 -3,639 4,909,900 4,730,000

  過去1年間 昨年末
終値
1年間
中心値
前日終値
NY
高値 安値
USD/JPY 111.66 102.59 103.25 107.18 110.99
EUR/JPY 134.13 121.62 126.18 127.88 129.82
GBP/JPY 156.08 133.05 141.15 144.57 152.10
CAD/JPY 91.19 77.92 81.13 84.51 87.87
AUD/JPY 85.80 73.14 79.47 79.47 80.85

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2021年09月27日

マーケットサマリー

 中国の不動産大手の中国恒大集団が巨額の赤字を抱えデフォルト(債務不履行)となる情報で、先週末は世界の株式市場の急落を引き起こしたが、巻き返す動きを取り戻して来ている。欧米日の中国への投資リスクは前から共有されていることで、外国の投資会社、あるいは海外の個人投資家は自己責任を負うべきとの判断から、世界市場は一旦冷静さを取る戻したようだ。まだくすぶり続けそうだが、市場はFRBのテーパリングや利上げ時期に関心が移りつつあるようだ。

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永山卓矢の市況取材ノート

2021年09月16日

民主党政権の意向を受けたFRB執行部はハト派路線
-両副議長の退任を控えてタカ派は焦っている-

  • FRB執行部の主導権はバイデン民主党政権につらなるだけに基本的にハト派が握っているが、6月FOMCでのドットチャートの公表以来、タカ派的な雰囲気が強まがった。
  • 民主党左派の影響が強いバイデン政権は大型の財政出動政策を相次いで打ち出そうとしており、FRB執行部のハト派路線は増発される国債を引き受ける目的がある。
  • タカ派には政府の財政赤字やFRBの総資産の膨張に反対しているFRB生え抜き組と共和党の伝統的な保守勢力、トランプ前大統領の再選を目指す共和党の別の勢力がある。
  • パウエル議長のジャクソンホール会議での講演以来、以前のハト派志向の回帰しており、株高やドル安優位の状況に。テーパリングの開始も11月に決定されて12月実施の公算。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2018年11月20日

AMERICA FIRST! の真に意味するものは

トランプ大統領の挑戦

 米国の大手マスコミは「下院、民主党勝利!トランプ政権にねじれで暗雲!」等のアナウサーの声や新聞紙上にその文字が躍っている。  だが、例えば、過去88年間22回中間選挙で、政権与党が上院で勝利したのはケネディ大統領以来55年ぶりの快挙である事実を 伝えていない。……

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。