本日の$/JPYワンポイ

2021年12月01日

TSR: 113円45銭
本日の予想レンジ: 112円80銭-113円80銭 (ドルレンジ)
前日の実績レンジ: 113円88銭-112円53銭-113円14銭(30日 close)

 アフリカ南部の変異株「オミクロン」が感染拡大を警戒し始めてから5日目、前日の東京市場はその影響で日経225はさらに売られ、欧州市場もドルもダウ先物もが弱含みの動き。米債券利回りも下がり基調でNYオープン。ダウもオープンから下落基調で一時700㌦強安。「オミクロン変異株」は、欧米等各地で感染が確認されたが、今のところ全て無症状か軽症。 今週発表される有力な米経済指標が市場予想を上回った場合、ドル、米金利、ダウは再び底難く上昇か。

 新変異型ウィルス感染再拡大への懸念が再燃しているが、ワクチン接種進行状況と、逐次発表される米経済指標の結果次第で、金融市場が上下に揺れる状況は引き続き警戒。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、113円25銭でドルの買い持ちは47%
と0% up。 EUR/JPYは128円35銭時点でユーロの買い持ちは46%と0% down。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 0.56 +0.08 0.57 0.44
米国10年債利回り(%) 1.45 -0.05 1.52 1.41
CMEダウ30種平均先物 34,483.72 -652.22 35,056.99 34,424.44
EUR/USD 1.1338 +0.0047 1.1383 1.1236
EUR/JPY 128.27 +0.08 128.61 127.65
米ドル指数 95.91 -0.43 96.64 95.52
原油先物(中心限月) 67.00 -2.95 71.22 64.43
金先物(中心限月) 1,774.7 -10.5 1,811.4 1,771.2
日経平均先物(夜間) 27,680 +210 27,760 27,380
Bitcoin (円) 6,450,404 -136,470 6,674,388 6,333,846

  過去1年間 昨年末
終値
1年間
中心値
前日終値
NY
高値 安値
USD/JPY 115.48 103.18 103.25 109.33 113.14
EUR/JPY 133.64 122.33 126.18 127.99 128.29
GBP/JPY 157.63 134.15 141.15 145.89 151.48
CAD/JPY 91.85 78.79 81.13 85.80 88.68
AUD/JPY 83.17 73.94 79.47 80.09 80.61

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2021年11月29日

マーケットサマリー

 アフリカ南部に新たに変異株「オミクロン」が感染拡大してきたことで、WHOは声明で、「多数の変異がみられ、その中には懸念すべきものもある」とし、初期段階の証拠では再感染リスクの増加が示唆されているとの情報から、世界的に株式市場は、不安な状況となってきた。ただ、感染力は一定の強さが、見られるものの、毒性についてはまだ明確でない。一般にウィルスは変異するたびに弱くなる傾向があるともいわれ、今週どの程度影響を与えるかに注目が集まる。

 今週発表される11月CB消費者信頼感や11月ISM製造業景況指数、11月雇用統計など有力な経済指標が市場予想を上回った場合、ドル、米金利、ダウはコロナに負けず再び上昇か。

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永山卓矢の市況取材ノート

2021年11月18日

構造的高インフレ状態に逆行するFRBのハト派的な金融政策
-米早期利上げ観測は早晩後退していく-

  • 最近の高インフレ状態は一時的な要因もあるが、構造的な要因がより大きくなってきており、家賃や賃金が上がっていくことで先行きさらに顕著な状態になりそうだ。
  • その根底にはトランプ前政権の保護主義的な政策から特に中国に対して貿易戦争を仕掛けたことで米系多国籍企業が同国から撤退し、サプライチェーンが破壊されたことがある。
  • にもかかわらず、先日のFOMCでの声明文で「一時的」との文言が維持されたように、FRBはハト派的な金融政策姿勢を維持しており、利上げ開始の時期がつかめない状況だ。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2018年11月20日

AMERICA FIRST! の真に意味するものは

トランプ大統領の挑戦

 米国の大手マスコミは「下院、民主党勝利!トランプ政権にねじれで暗雲!」等のアナウサーの声や新聞紙上にその文字が躍っている。  だが、例えば、過去88年間22回中間選挙で、政権与党が上院で勝利したのはケネディ大統領以来55年ぶりの快挙である事実を 伝えていない。……

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。