本日の$/JPYワンポイン

2021年06月24日

TSR: 110円85銭

本日の予想レンジ: 110円65銭-111円45銭 (ドル強レンジ)
前日の実績レンジ: 110円62銭-111円11銭-110円95銭 (米国 close)

 FRBの今後の政策への解釈の相違から、米金利は揺れ動き、為替も円が一時111円台に乗ったが、全体に小幅に揺れ動く展開。米経済指標は好悪マチマチだが、米6月製造業PMI速報値が予想を上回り62.6となると、ダウは前日終値近辺で小動きのまま少し下げたが、ドルはやや強含みの展開へ。

 ウィルス感染拡大への懸念とワクチン摂取状況と米国FRBの金融緩和政策の縮小(テーパリング)時期の探り合いで、金利、株、為替は綱引き状態継続中。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、110円95銭時点でドルの買い持ちは49%と1% up。 EUR/JPYは132.38円時点でユーロの買い持ちは47%と0% up。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 0.2641 +0.0130 0.2700 0.2410
米国10年債利回り(%) 1.485 +0.013 1.499 1.458
NYダウ30種平均 33,874.24 -71.34 34,009.40 33,869.83
EUR/USD 1.1931 -0.0008 1.1970 1.1912
EUR/JPY 132.38 +0.32 132.70 132.04
米ドル指数 91.803 +0.052 91.898 91.507
原油先物(6月限) 73.28 +0.44 74.23 72.81
金先物(中心限月) 1,778.40 +1.35 1,795.45 1,777.95
日経平均先物(夜間) 28,730 -80 28,810 28,670
Bitcoin (円) 3,707,708 +111,998 3,870,939 3,508,006

  過去1年間 昨年末
終値
1年間
中心値
前日終値
NY
高値 安値
USD/JPY 110.97 103.31 103.25 107.14 110.95
EUR/JPY 134.12 115.44 126.18 124.78 132.38
GBP/JPY 156.04 128.28 141.20 142.16 154.94
CAD/JPY 91.13 75.58 81.13 83.36 89.90
AUD/JPY 85.45 68.78 79.47 77.12 84.06

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2021年06月21日

マーケットサマリー

 先週はFRBの発表からナーバスな市場の動きとなっていたが、21日の月曜日から、米国の株式市場が急落し、他の先進国の株も同様の動きとなった。債券市場も短期、中期まで、利回りが上昇し、FRBの金融緩和政策の打ち止めが近いという思惑が先行した。これにつられて円も一時110円を割ったが米10年債の利回りが上昇気味なことから下げ渋りそうだ。株式市場は、利食い売りから弱含みの展開となりそうだ。

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永山卓矢の市況取材ノート

2021年06月18日

FOMCタカ派シフトも執行部の本音は国債購入の増額
― 対中国政策から作為的に信用不安を引き起こすことも -

  • 米国では経済活動の再開に伴って物価が大幅に伸びているが、その多くは一時的な要因によるとはいえ、サプライチェーン崩壊による構造的な要因もそれなりに存在している。
  • バイデン政権が立て続けに大型財政出動政策を打ち出そうとしているなかで、それにより増発される国債を引き受けるため、FRB執行部は本当は国債購入の増額を望んでいる。
  • FRB執行部はさらなる株高の後に急落させることで国際買い増しを決めようとしていたが、今回のFOMCでのタカ派姿勢は中国をにらんでG7サミットが影響した可能性も。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2018年11月20日

AMERICA FIRST! の真に意味するものは

トランプ大統領の挑戦

 米国の大手マスコミは「下院、民主党勝利!トランプ政権にねじれで暗雲!」等のアナウサーの声や新聞紙上にその文字が躍っている。  だが、例えば、過去88年間22回中間選挙で、政権与党が上院で勝利したのはケネディ大統領以来55年ぶりの快挙である事実を 伝えていない。……

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。