本日の$/JPYワンポイント
2021年04月20日
TSR: 108円42銭
本日の予想レンジ: 108円00銭-108円90銭 (ドルレンジ)
前日の実績レンジ: 108円85銭-108円01銭-108円24銭 (米国 close)
NYでは、主要経済指標の発表なく、また、来週に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、直近は、米国債相場の動向に左右されがちな展開もドルがやや弱含みではあったが、大きな変動はなかった。 ウィルス感染拡大への懸念とワクチン摂取情報と米国追加経済活性策への期待とで綱引き状態継続中。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、108円14銭時点でドルの買い持ちは45%と0% down。EUR/JPYは130.17円時点でユーロの買い持ちは46%と0% up。
終値 | 前日比 | 高値 | 安値 | |
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米国2年債利回り(%) | 0.1612 | +0.0018 | 0.1670 | 0.1590 |
米国10年債利回り(%) | 1.6100 | +0.0110 | 1.6170 | 1.5520 |
NYダウ30種平均 | 34,077.63 | -123.04 | 34,182.38 | 33,980.56 |
EUR/USD | 1.2035 | +0.0043 | 1.2048 | 1.1943 |
EUR/JPY | 130.182 | -0.044 | 130.420 | 129.706 |
米ドル指数 | 91.065 | -0.475 | 91.75 | 91.02 |
原油先物(4月限) | 63.52 | +0.31 | 63.69 | 62.85 |
金先物(4月限) | 1,770.45 | -9.80 | 1,790.35 | 1,766.70 |
日経平均先物(CMC) | 29,310 | -380 | 29,700 | 29,190 |
Bitcoin (円) | 6,089,816 | -105,185 |
6,400,000 | 5,876,000 (下落) |
過去1年間 | 昨年末 終値 |
1年間 中心値 |
前日終値 NY |
||
高値 | 安値 | ||||
USD/JPY | 110.97 | 102.59 | 103.25 | 106.78 | 108.14 |
EUR/JPY | 130.69 | 114.43 | 126.18 | 122.56 | 130.17 |
GBP/JPY | 153.41 | 129.32 | 141.36 | 138.22 | 151.24 |
CAD/JPY | 88.31 | 74.79 | 81.55 | 80.83 | 86.31 |
AUD/JPY | 85.45 | 67.29 | 76.37 | 72.77 | 83.91 |
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。
週刊外国為替情報
2021年04月19日
マーケットサマリー
今週は、希望の光と信じられているワクチン接種がまだ十分いきわたらず、日本は特に遅れていることから、期待のみが先行する状況であることとともに、米国の経済指標の発表が、週末の住宅関連の数値がよさそうだとの思惑が控えているだけである。そうとすれば、日米ともに株式市場も為替、米国金利も激しい変化に乏しく、小幅な動きにとどまりそうだ。
永山卓矢の市況取材ノート
2021年04月15日
量的緩和策の拡充を決める環境醸成のために信用不安を誘発へ
― もう一度米長期金利が上昇するとそのトリガーに ―
- 米国経済の力強い景気回復期待から早期引き締め観測が根強く米長期金利の上昇でドル高が進んだが、FOMC委員の相次ぐ発言からそれが薄れてドル高圧力が後退している。
- 相次ぐ大型の経済対策の発動により増発される国債を吸収するためにFRBが国債の購入量の増額を決める必要があり、そのために米国内外で信用不安が誘発される公算も。
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担当: 永山卓矢
岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。
Ex-Citi Traders Club
かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。
金融経済評論
2018年11月20日
AMERICA FIRST! の真に意味するものは
トランプ大統領の挑戦
米国の大手マスコミは「下院、民主党勝利!トランプ政権にねじれで暗雲!」等のアナウサーの声や新聞紙上にその文字が躍っている。 だが、例えば、過去88年間22回中間選挙で、政権与党が上院で勝利したのはケネディ大統領以来55年ぶりの快挙である事実を 伝えていない。……
担当: 板垣哲史
弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。
市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。