本日の$/JPYワンポイ

2021年10月15日

TSR: 113円45銭

本日の予想レンジ: 113円20銭-114円10銭(ドル強レンジ)
前日の実績レンジ: 113円21銭-113円72銭-113円68銭(14日 close)

 NYに入り、FRBは11月にもテーパー実施は確実であるとの見方から、ドルの底堅い動きが続いている。新規失業保険申請件数がパンデミック開始以降初めて30万件を割り込み、FRBが11月に資産購入縮小開始の軌道がさらに正当化された。米9月生産者物価指数(PPI)は予想を下回る伸びでインフレが一段落し一過性との思惑から長期債券利回りは低下気味。ダウはオープンからじりじりと上昇、強気の展開。原油もこじっかり。

 デルタ型ウィルス感染再拡大への懸念とワクチン摂取状況と、逐次発表される米経済指標の結果次第で、金融市場が上下に揺れる状況は引き続き継続中。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、113円68銭時点でドルの買い持ちは50%と0% up。EUR/JPYは131円85銭時点でユーロの買い持ちは48%と0% up。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 0.3642 -0.0040 0.3680 0.3420
米国10年債利回り(%) 1.516 -0.033 1.566 1.507
ダウ30種平均 34,912.56 +534.75 34,923.83 34,443.22
EUR/USD 1.1596 +0.0004 1.1624 1.1585
EUR/JPY 131.841 +0.559 131.857 131.273
米ドル指数 93.985 -0.095 94.093 93.757
原油先物(10月限) 81.45 +1.01 81.67 80.42
金先物(中心限月) 1,797.65 +2.95 1,801.75 1,787.55
日経平均先物(夜間) 28,810 +240 28,810 28,590
Bitcoin (円) 6,537,880 +48,558 6,632,947 6,456,398

  過去1年間 昨年末
終値
1年間
中心値
前日終値
NY
高値 安値
USD/JPY 111.66 102.59 103.25 107.18 113.68
EUR/JPY 134.13 121.62 126.18 127.88 131.86
GBP/JPY 156.08 133.05 141.15 144.57 155.46
CAD/JPY 91.19 77.92 81.13 84.51 91.87
AUD/JPY 85.80 73.14 79.47 79.47 84.36

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2021年10月11日

マーケットサマリー

 中国の恒大集団問題は中国国内への影響が強く、国際的にな波及は限定的との見方が強いようだ。それよりも原油、天然ガス供給制限から、価格の暴騰が、特に日本にとって影響が強く、米国は迫りくるFRBのテーパリングや利上げ時期に対する意識も高まり、米金利の上昇と相まって、ドル円は22か月ぶりの円安水準となってきた。さらに岸田新体制では、増税をちらつかせたことで、日経225の大幅な上げは望み薄となってきた。

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永山卓矢の市況取材ノート

2021年09月16日

民主党政権の意向を受けたFRB執行部はハト派路線
-両副議長の退任を控えてタカ派は焦っている-

  • FRB執行部の主導権はバイデン民主党政権につらなるだけに基本的にハト派が握っているが、6月FOMCでのドットチャートの公表以来、タカ派的な雰囲気が強まがった。
  • 民主党左派の影響が強いバイデン政権は大型の財政出動政策を相次いで打ち出そうとしており、FRB執行部のハト派路線は増発される国債を引き受ける目的がある。
  • タカ派には政府の財政赤字やFRBの総資産の膨張に反対しているFRB生え抜き組と共和党の伝統的な保守勢力、トランプ前大統領の再選を目指す共和党の別の勢力がある。
  • パウエル議長のジャクソンホール会議での講演以来、以前のハト派志向の回帰しており、株高やドル安優位の状況に。テーパリングの開始も11月に決定されて12月実施の公算。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2018年11月20日

AMERICA FIRST! の真に意味するものは

トランプ大統領の挑戦

 米国の大手マスコミは「下院、民主党勝利!トランプ政権にねじれで暗雲!」等のアナウサーの声や新聞紙上にその文字が躍っている。  だが、例えば、過去88年間22回中間選挙で、政権与党が上院で勝利したのはケネディ大統領以来55年ぶりの快挙である事実を 伝えていない。……

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。