2019年令和元年05月22日

TSR:110円31銭

本日の予想レンジ:109円90銭-110円90銭 (ドル小じっかり)
前日の実績レンジ:110円02銭-110円60銭-110円54銭 (NY close)

 NY市場では日本の1-3期GDPが予想外のプラスとなったが、原因が輸入の厳しい落ち込みにあるとの分析から、日本経済の先行きに悲観した円売りの動きが、イラン紛争や米中通商摩擦の激化懸念によるリスクオフの流れを反転させる動きとなった。

 個人投資家のUSD/JPYのポジションは、110円55銭時点でドルの買い持ちは53%と2% up 。EUR/JPYは123.41時点でユーロの買い持ちは50%と2% up。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 2.258 +0.012 2.260 2.219
米国10年債利回り(%) 2.428 +0.019 2.435 2.407
NYダウ30種平均 25,877.33 +197.43 25,898.27 25,779.60
EUR/USD 1.1165 +0.0015 1.1172 1.1142
EUR/JPY 123.41 +0.40 123.44 122.68
米ドル指数 97.87 -0.104 98.04 97.88
原油先物 63.02 -0.08 63.60 62.75
金先物 1274.15 +0.95 1278.8 1273.3
Bitcoin (円) 881608 +2918 894211 863599

  過去1年間での 昨年末
終値
1年間
中心値
(改定)
本日終値
NY
高値 安値
USD/JPY 114.55 104.87 109.69 109.71 110.54
EUR/JPY 133.49 118.71 125.83 126.25 123.39
GBP/JPY 150.01 131.70 139.87 140.85 140.40
CAD/JPY 89.22 76.98 80.41 83.10 82.49
AUD/JPY 84.54 70.64 77.23 77.57 76.10

※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

週刊外国為替情報

2019年05月20日

マーケットサマリー

 先週末の米国の経済指標が好調でドルの巻き戻しの流れの上に、20日朝発表された日本の1-3月期GDP成長率は予想を大幅に上回る前期比年率+2.1%で市場予想を大幅に上回ったことで、ドルは強含み継続のスタートとなった。ただ、中国の株式市場が軒並み下落で始まったことで、上値は抑えられている。それにしても、米中貿易問題、日米、米欧貿易問題がさらなる世界経済へのマイナスのインパクトが強まる様相は変わらないことから、また波乱の余地は十分残されているので、警戒を怠ってはならない。

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永山卓矢の市況取材ノート

2019年05月16日

米中貿易戦争の激化の本質と背後事情を探る

  • 米国には米国の世界覇権の維持を目指す勢力と覇権を中国に明け渡すことを前提に動いている勢力がおり、この両勢力が今回、中国を攻撃することで協調している。
  • 前者の勢力は米国の覇権の維持のために中国を攻撃しているのに対し、後者は裏側でつながっている習近平国家主席に外圧を利用して構造改革を推進させようとしている。
  • ところが、中国では国有企業の利権の多くを握っている江沢民派の反発にあって改革の推進に向けて暗礁に乗り上げたので、トランプ政権は制裁関税の発動に踏み切った。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2018年11月20日

AMERICA FIRST! の真に意味するものは

トランプ大統領の挑戦

 米国の大手マスコミは「下院、民主党勝利!トランプ政権にねじれで暗雲!」等のアナウサーの声や新聞紙上にその文字が躍っている。  だが、例えば、過去88年間22回中間選挙で、政権与党が上院で勝利したのはケネディ大統領以来55年ぶりの快挙である事実を 伝えていない。……

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。